くるみ割り人形と秘密の王国 | |
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総合評価 |
「くるみ割り人形と秘密の王国」のあらすじ、感想です。
バレエで有名な「くるみ割り人形」を、あのディズニーが実写化すると聞いて興味を持ちました。「音楽は知ってるけど、ストーリーはよく知らないなあ…」と思いながら、雰囲気ぴったりのクリスマスシーズンに鑑賞しました。
- 「くるみ割り人形」の世界をディズニーが実写化
- 豪華絢爛!「秘密の王国」の美術と衣装に注目
この記事の要点まとめ
くるみ割り人形と秘密の王国 基本情報
原題 | The Nutcracker and the Four Realms |
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原作 | 小説 「くるみ割り人形とねずみの王様」E.T.A.ホフマン |
監督 | ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン |
出演者 | マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ |
公開時期 | 2018年 |
ジャンル | ファンタジー |
くるみ割り人形と秘密の王国 あらすじ
クララは、父親からクリスマスプレゼントとして卵型の箱を受け取った。
それは亡き母がクララのために生前用意したものだった。
しかし、箱を開けるための鍵が付いていないため、クララはどうしてもその箱を開けることができない。
そんな中、ドロッセルマイヤーのクリスマスパーティーに出席したクララ。
クリスマスプレゼントを受け取る時間になり、自分の名札のついた糸を辿って行くと、糸の先にクララは鍵を見つける。
ところがその鍵は、突然現れたネズミに奪われてしまう。
ネズミを追って行ったクララは、いつのまにか四つの「秘密の王国」からなる世界へと、足を踏み入れていた。
くるみ割り人形と秘密の王国 ツイッターの反応
くるみ割り人形見てきた!感想!なんか物足りない!!
— cassis@ (@ca27_11) 2019年1月4日
くるみ割り人形面白かった…ディズニーの最後は必ず幸せに終わるってわかってるのに涙腺BBAすぎてちょっと泣いてしまった…本当に世界観が素敵で昔に比べてどんどん映像が綺麗になってて技術はすごいなと最終的に映画の内容の感想ではなく映像の感想になった☺️🙏
— ( ´◟ ˃` ) (@aaaaalice106) 2018年12月31日
映画『くるみ割り人形と秘密の王国』★★2.8点。 映像は綺麗でとってもよかったけど、話の内容が物足りなかった。
ハラハラ感がもう少しだけでもあればなー… https://t.co/yyzbYAWkwD #Filmarks #映画— ゆき (@aaaaa05) 2019年3月12日
くるみ割り人形と秘密の王国 個人的な感想 ⚠︎ネタバレ有り
観る前に、この映画に期待していたのは「クリスマスらしい、きれいなディズニーの世界を楽しむ」こと。ストーリーは、有名な話だからまあ普通に面白いだろうと、あまり気にしていませんでした。でも…。やっぱり映画はストーリーが大事なんだなあと、痛感することになります。
秘密の王国の描写は、さすがディズニーという感じでとてもゴージャス。豪華絢爛なのに、本当に存在する世界であるかのようなリアリティもあって、見ごたえがあります。特に「お菓子の国」は細かいところまで作り込まれていて、「DVDで一時停止してじっくり眺めたい」と思う素晴らしいセットでした。豪華と言えば、クララとシュガー・プラムのドレスも必見。単に美しいドレスというだけでなく、最新コレクションで披露されるような前衛的なデザインもあって、こだわりがあふれていました。
ストーリーの中盤までは、荒れ果てた「第4の国」のマザー・ジンジャーが危険な存在=敵と思われる展開で進みます。しかし、実際はシュガー・プラムこそ四つの王国すべての支配を企てる黒幕でした。
この真相は「なるほど、そうきたか」とは思ったものの、意外な展開はそれぐらいで、あとはこれといった驚きもなく、最後まで話が進みます。
ディズニーが作る、童話を元にしたクリスマス映画に、想定外の展開や、驚くような結末を期待するべきではないのでしょう。だとしても、ストーリーにもうひと工夫欲しかったです。前半の秘密の王国の描写は圧巻でしたが、後半には、これといって見どころとなるシーンがなかったことも残念でした。これだけお金をかけて豪華なセットと衣装を作ったのだから、ストーリーはいっそのこと大きく改変してもよかったのではないか。実にもったいないと思いました。
唯一心に残ったのは、最後に王国から戻ったクララが、上手くいっていなかった父親と和解するところ。ほっこりと心温まるこのシーンがなければ、この映画の印象はさらに薄いものになっていました。
これでも、クリスマスシーズンという季節の力で、満足度はやや上乗せされました。「音楽と映像でクリスマスに華を添える映画」という位置づけなら、ありかな…と思うのですが。
くるみ割り人形と秘密の王国 を観た人にオススメの作品
「美女と野獣」エマ・ワトソン主演の世界的大ヒット作。
こちらはストーリーも含めて、アニメやディズニーが苦手な人にもおすすめできる映画です。