月額ワンコイン以下で楽しめるVODとして有名な「Amazonプライムビデオ」と「dTV」。
どちらも人気が高く、料金にも大差がないで、
「AmazonプライムビデオでもdTVでも同じでしょ」
と思っている人も多いようですが、
ちょっと待った!!
実はAmazonプライムビデオとdTVは、
- 取り扱い作品のジャンル
- 同時視聴など細かい機能
などの点で大きく異なっています。
人によって好みが分かれるので、
選ぶ際には注意が必要です。
どんな人にどっちのVODがおすすめなのか簡単にまとめると、
Amazonプライムビデオ | dTV |
---|---|
年払い:3900円(月あたり325円) 月払い:400円 (税込) |
月額540円(税込) |
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以下、この記事ではより詳細にAmazonプライムビデオとdTVを比較して行きます。
この記事の要点まとめ
Amazonプライムビデオ vs dTV 料金など基本情報の比較
Amazonプライムビデオ | dTV | |
---|---|---|
料金 | 年払い:3900円(月あたり325円) 月払い:400円(税込) |
月額540円(税込) |
無料期間 | 31日間 | |
作品数 | 40000本 | |
作品の形式 | 一部別料金 |
表のように料金・無料期間・作品数等で比較すると、
AmazonプライムビデオがdTVより優れているのは、
- 料金:dTVに比べて月100円以上安い
逆にdTVの方が優れているのは、
- 作品数:Amazonプライムビデオの倍以上の12万作品
Amazonプライムビデオは料金こそ安いですが、その分作品数が少ない。
dTVはその逆ですね。
どちらも上手く料金と作品数のバランスが取れています。
重要なポイントである「作品の形式」を比較しても、どちらも同じで一部作品は別料金。(Huluのように全ての作品が見放題という形式だとストレスなく楽しめます)
ここまでの料金など基本情報の比較ではAmazonプライムビデオとdTVの間にはそこまでの差は見受けられませんでした。
Amazonプライムビデオ vs dTV ジャンル別作品数の比較
※作品数は映画は1作品で1本、ドラマは1シーズンで1本でカウントしています。
Amazonプライムビデオ | dTV | |
---|---|---|
最新作 | 毎月50本〜 ※別料金がほとんど |
※別料金がほとんど |
オリジナル | ※超人気作品多数 |
300本 |
洋画 | 2500本 ※見放題は500本 |
※見放題は1500本 |
邦画 | ※見放題は500本 |
800本 ※見放題は400本 |
海外ドラマ | ※見放題は300本 |
500本 ※見放題は150本 |
日本ドラマ | 700本 ※見放題は150本 |
※見放題は150本 |
韓流ドラマ | 400本 ※見放題は80本 |
※見放題は400本 |
アニメ | ※見放題は500本 |
700本 ※見放題は500本 |
バラエティ | 1300本 ※見放題は70本、 無名作品多数 |
※見放題は300本、マイナー作品多数 |
最新作に関しては五分五分
「最新作」という点で比較するとAmazonプライムビデオもdTVも同等。
どちらもジャンルの最新作を扱っています。
Amazonプライムビデオでも、dTVでも最新作は基本的に別料金です。
視聴する場合は作品ごとに100〜500円の課金が必要です。
オリジナル作品ならAmazonプライムビデオ
「オリジナル作品」という点で比較をすると、
AmazonプライムビデオにもdTVにも多数のオリジナル作品があります。
ただ、ご存知の方も多いように
Amazonプライムビデオは松本人志「ドキュメンタル」などの超人気作品を製作しているので、
作品のクオリティで言うとdTVよりもAmazonプライムビデオに軍配が上がります。
洋画と韓流ドラマとバラエティに強いのはdTV
「洋画」と「韓流ドラマ」と「バラエティ」はAmazonプライムビデオよりdTVの方が充実しています。
単純にdTVの方が作品数が多く、人気の高い作品も多いです。
日本ドラマは五分五分
「日本ドラマ」に関してはAmazonプライムビデオもdTVもそこそこです。
多くもなく、少なくもなく、必要最低限の作品が用意してあります。
邦画と海外ドラマとアニメに強いのはAmazonプライムビデオ
「邦画」「海外ドラマ」と「アニメ」はdTVよりAmazonプライムビデオの方が充実しています。
単純にAmazonプライムビデオの方が作品数が多く、人気の高い作品も多いです。
Amazonプライムビデオ vs dTV オフライン視聴など機能の比較
Amazonプライムビデオ | dTV | |
---|---|---|
ダウンロード | ※ほぼ全作品 |
※一部作品 |
同時視聴 | ※最大3人 |
|
複数アカウント | ||
画質 | ※一部作品のみ |
4K対応? ※極一部作品のみ |
倍速 |
ダウンロード機能はAmazonプライムビデオが僅差で勝利
dTVもAmazonプライムビデオも「ダウンロード機能」には対応しています。
ダウンロード機能:観たい動画をあらかじめスマホのアプリ内にダウンロードして、オフライン環境でもインターネットを使わずにダウンロードしてある動画を観れる機能。このダウンロード機能を使えば外出先でも通信規制を気にせずに動画を楽しめます。
ただ、
dTVは現時点(2019年3月)ではダウンロードできない作品も多くあり、完全には対応しきれていない状況なので、
ここではダウンロード機能を多用する予定のある人にはAmazonプライムビデオをオススメしています。
同時視聴ができるのはAmazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオが最大3人の同時視聴に対応しているのに対して、dTVは同時視聴機能に対応していません。
同時視聴機能:同アカウント上で、誰かが動画を視聴中でも、同じタイミングで他の人が別の作品を視聴することができる機能。家族や友人などと共有して1つのアカウントを使いたい場合には必須です。
どちらも4K対応と謳っているが実際使うと画質がいいのはAmazonプライムビデオ
画質という点で比較をすると、dTVもAmazonプライムビデオも、4Kに対応しています。
ただ、dTVの4K対応作品はかなり少ない上に、
dTVは動画の画質が落ちやすくSD画質で再生されることもよくあるので、
ここではAmazonプライムビデオの方が優れているという判定にしました。
現時点(2019年3月)ではAmazonプライムビデオで観れる4K画質作品も限られているのであまり4K画質は実用的ではありません。
画質:
8K > 4K > HD > SD
倍速機能に対応しているのはdTV
動画を2倍速で視聴できるのはdTVです。
忙しくて時間はないけど映画は観たい、という時に使える機能ですが、
Amazonプライムビデオにはこの機能は備わっていません。
プライム公式 |
dTV公式 |
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Amazonプライムビデオ vs dTV その他サービスの比較
Amazonプライムビデオ | dTV |
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Amazonプライムビデオu vs dTV まとめ:結局どっちがおすすめ?
ここまで、AmazonプライムビデオとdTVを料金・ジャンル・機能・サービスの4点で長々と比較してきましたが、
簡単にまとめると
- Amazonプライムビデオ:オリジナル作品、邦画、海外ドラマ、アニメに強いが他は微妙、機能面は充実
- dTV:満遍なく色々なジャンルの作品を観れるが、機能面は微妙。洋画、韓流ドラマ、バラエティはプライムビデオより充実
AmazonプライムビデオもdTVも料金では大差がないので、
まずはジャンルで比較をして、
それでも決めきれなければダウンロード機能などの機能面で自分好みの方を選ぶといいでしょう。
どちらも無料期間が設けられているので、
まずは無料でどちらかを体験してみると自分にあっているのかどうかがわかるはずです。
※本ページの情報は2019年3月時点のものです。最新の配信状況は各VOD公式サイトにてご確認ください。